震災7日間シリーズ 目次——発災から1週間、日ごとに何が起きるか(救命士の現場ノート)
家族を守る

震災7日間シリーズ 目次——発災から1週間、日ごとに何が起きるか(救命士の現場ノート)

地震の発災直後から1週間のあいだに、家族の身に何が起こりうるかを日ごとに追った7日間シリーズの目次です。安否確認、停電と医療機器、熱中症、エコノミークラス症候群、感染症、高齢者と子どもの医療、心のケアまでを1本ずつ整理しています。

災害で命を落とす原因は、建物の倒壊や津波だけではありません。**避難生活のなかで体調を崩して亡くなる「災害関連死」**があります。

このシリーズは、発災から1週間のあいだに、日ごとに何が起きるかを追ったものです。上から順に読んでも、必要な日だけ読んでも構いません。

非常持ち出し袋と備蓄の水 備えの中身は、1日目に必要なものと5日目に必要なものが違います


発災直後——まず何をするか

Day1〜Day7

停電した部屋を照らす懐中電灯 停電で止まって困るものが家にあるかどうか、いま確かめてください


1週間を通して効く3つのこと

① 連絡手段は「決めておく」以外にない

電話はつながりません。どの手段で、誰を起点に安否を集約するかを、平時に家族で決めておくことがすべてです。

体育館のような広い避難スペース 避難所の生活は、数日目から体に効いてきます

② 動かないことが、そのまま病気になる

車中泊でのエコノミークラス症候群、避難所での熱中症・脱水、水が使えないことによる感染症。どれも「動けない・洗えない・飲めない」から始まります。

ペットボトルの水 水は飲むためだけでなく、手を洗うためにも要ります

③ 持病と薬は、災害の前に整理しておく

普段の薬が切れることが、災害では現実に起こります。お薬手帳の写真をスマートフォンに1枚——今日できる備えのなかで、これがいちばん費用対効果が高いと思っています。

夜明けの空 1週間を越えたころに、心の反応が出てくることがあります

災害は、連絡がついたあとの生活のほうが長く続きます。避難生活での体調悪化、通院の中断、収入の途絶——そこまで含めて、いまの備えが家族を支えられるかを一度見ておいてください。


※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・医療診断・治療の指示ではありません。症状がある場合や心配なことがあれば、必ず医療機関を受診してください。緊急の場合は119番に電話してください。

⚠️ 免責事項この記事の情報は一般的な救急知識の情報提供を目的としており、医療行為や医療診断に代わるものではありません。症状がある場合は必ず医療機関を受診してください。生命の危機を感じる症状は、迷わず119番に通報してください。

関連記事

「せきは、そんなにひどくないんです」——見るのは音ではなく、飲めているかどうか。傷病名は「RSウイルスによる細気管支炎」でした
家族を守る

「せきは、そんなにひどくないんです」——見るのは音ではなく、飲めているかどうか。傷病名は「RSウイルスによる細気管支炎」でした

続きを読む →
「虫に刺された覚えは、ありません」——草むらに入った数日後の、高熱と発疹。傷病名は「日本紅斑熱」でした
家族を守る

「虫に刺された覚えは、ありません」——草むらに入った数日後の、高熱と発疹。傷病名は「日本紅斑熱」でした

続きを読む →
「ゆうべ、いただいたキノコを食べました」——症状が出るまでが遅いほうが、危ない。傷病名は「毒キノコによる食中毒」でした
家族を守る

「ゆうべ、いただいたキノコを食べました」——症状が出るまでが遅いほうが、危ない。傷病名は「毒キノコによる食中毒」でした

続きを読む →

記事内容に誤りを発見された場合はこちらからご連絡ください(訂正依頼を選択してください)

🚑

救急のリアル 編集部

現役救命士(匿名)|救急歴20年以上

患者さんとご家族のプライバシーを守るため匿名で運営しています。 内容の正確性については、現役救命士として責任をもってお伝えします。

このブログについて →